100年 MUSIC featuring Artist

Vol.3 Charice

「今伝えたい、強いメッセージ」

 "奇跡の歌姫"と呼ばれるシャリースから届けられた新曲「Far As The Sky」。
日本テレビ系・水曜ドラマ『ブルドクター』の主題歌でもあるこのバラードは、7月13日から配信が始まり、レコチョク着うた週間ランキング(7月13日付)で総合チャート10位、洋楽チャートでは堂々1位を獲得した。
現在、2ndアルバムを制作中の彼女。この勢いからすると、ここからまたデビュー作のとき以上に大きなシャリース旋風が日本に吹き荒れることは間違いなさそうである。
というわけで、今回は新曲「Far As The Sky」に込めたメッセージに始まり、"シャリースにとっての100年MUSIC"や、制作中である2ndアルバムについてのコメント、さらには彼女がよく聴いているフェイヴァリット・アルバム(またはアーティスト)10枚の紹介を合わせながらテキストを構成した。来たるべき2ndアルバムへの期待を高めつつ読んでいただきたい。

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 新曲「Far As The Sky」。これぞシャリースの真骨頂と言っていい感動的なこのバラードについてのシャリースの言葉を、まずは紹介しよう。
「この曲はインスピレーションに溢れていて、とても高揚感があります。さまざまな障壁や困難があっても、必ずその先には希望がある。そうしたことを感じ、また必ず乗り越えられるんだと自分に言い聞かせることができる曲です。必ず明日は来るのだということを常に信じ、そしてどんなことも、どんな人も、そういうふうに信じている自分の邪魔をすることなどできないのだと感じることができる、そんな作品なんです」
「この曲は、あなたの家族、友人、そして愛する人たちのためにあるものだと思ってください。私がそうであったように、みなさんも必ず共感するであろう曲になっていると思います」
また、彼女はこの曲に込めた深いメッセージについて、次のようにも話す。
「この曲を日本のみなさんに捧げたいと思っています。私は日本で起きた出来事に対して、とても心を痛めています。だからこの曲をみなさんに捧げたいと思ったんです。これで世界が終わりになるわけではない。希望はまだあるし、明日という日はまた必ず来るんだということを感じてください。みなさんなら必ず乗り越えることができます。高揚感とインスピレーションに溢れたこの"Far As The Sky"は、みなさんのための曲なんです」
デビュー作からまたさらに歌唱表現力がアップしていることも感じとれるこのバラードから彼女の新しい章がいよいよ始まるわけだが、今のシャリースは、大成功したデビュー・アルバムをどのように位置付け、そしてどのように次へ進もうとしているのだろうか。
「デビュー・アルバムはとても満足しています。そこから私の物語が始まったわけですし、日本では20万枚も売れたんですから、それで満足してないなんて言ったら罰が当たってしまいますよ(笑) 。でも、次のアルバムはもっとよくなると言える自信と予感があります。まだ詳しくは言えないんですけど、デビュー・アルバムとは違う私を表わした曲も入るでしょう。いろいろと新しいトライをしているんです。楽しみにしていてほしいですね」
柔らかな笑顔と、強い意志の感じられるキリッとした表情の両方を見せながらそう話すシャリース。彼女に"100年MUSIC"のコンセプトを説明し、100年先にも音楽を残すためには何をすればいいかと訊いてみると……。
「100年先のことなんて全然考えられないわ」とケラケラ笑い、でもすぐに真剣な表情になってこう言うのだった。
「とにかく今が大事だから、今自分がいいと思う音楽を歌いたい。今いいと思う音楽を作りたい。それをずっと続けていくことが大事ですよね、きっと」
では、100年先にも残る"いい音楽"の条件を、彼女はどう考えているのだろうか。それを訊くと、こんな答えが返ってきた。
「音楽はただの音符の集合なんかじゃなく、歌詞とメロディが合わさることでひとつの芸術になると思うんです。そういう意味で、歌詞がとても大事。例えば私はレディー・ガガのアーティスト性を素晴らしいと思っているんですけど、何が素晴らしいって、彼女の歌詞には必ず強いメッセージが含まれているから。レディー・ガガのアルバム"ボーン・ディス・ウェイ"にはそういう部分でとても刺激を受けました。私も強いメッセージを打ち出して歌詞を書いていきたいと思っているんです。100年残る歌っていうのは、きっとそういうものなんじゃないでしょうか」
シャリースがレディー・ガガの音楽からそれほど刺激を受けているというのはちょっと意外でもあったのだが、どうやら彼女はR&B、ポップ、ダンス、ヒップホップまで、昔のものも今のものも分け隔てなく聴いて吸収しているようだ。ということで、シャリースにとってのフェイヴァリット・アルバム(アーティスト)・トップ10を挙げてもらい、その理由も聞いたので、最後にそれを紹介しておこう。

1.レディー・ガガ『ボーン・ディス・ウェイ』
「彼女はソングライターとしてグレイトだし、ホンモノのシンガーだと思うから」

2.レディ・アンテベラム『ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる』
「カントリー音楽は普段そんなに聴かないんですけど、彼らの音楽は聴いてすぐに惹かれました。大好きです」

3.アッシャー『レイモンドVレイモンド』
「彼はクールだから。それに尽きます」

4.マイケル・ジャクソン 全アルバム
「マイケルがなんで好きかって訊かれても、マイケルだからとしか答えられませんよね。彼の曲が、彼そのものが、私にインスピレーションを与えてくれるんです」

5.エミネム 全アルバム
「100年後も、私たちは偉大なラッパーを必要としているでしょう。そして、それに相応しいのがエミネムだと思うんです」

6.ビヨンセ 全アルバム
「ビヨンセの歌い方が好き。とてもパワフルだから。パフォーマーとしても本当に素晴らしいですよね」

7.ブルーノ・マーズ『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』
「グレイトなシンガーだし、超イケてるソングライターですから。彼にはフィリピンの血も入ってるしね」

8.ジャスティン・ティンバーレイク『フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズ』
「彼は今で言うならレディー・ガガの男性版みたいな存在なんじゃないでしょうか?! 素晴らしいソングライターだし、素晴らしいパフォーマーだと思いますね」

9.Ne-Yo  全アルバム
「彼の曲は全部大好きなんです。Ne-Yoは本当に最高!」

10.ウエストライフ『ウエストライフ』
「ずっと彼らのファンなんです。"フライング・ウィズアウト・ウィングス"を聴いてみてください。絶対にアルバムが買いたくなりますよ」

取材・文/内本順一

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Far As The Sky

CHARICE
「Far As The Sky」
(日本テレビ系水曜ドラマ「ブルドクター」主題歌)
着うた レコチョク 7/6先行配信 7/13 一斉配信スタート!


オフィシャルサイト
http://wmg.jp/artist/charice

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